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−下地貼り直前のチェック−
断熱材
外壁や天井、床の内部には断熱材が入れられます。断熱材の入れ方が適切でないと外の暑さや寒さが室内に伝わって冷暖房の効率が悪くなるだけでなく、壁の中に水滴がたまる結露が起こってカビや腐食の原因になることも。下地を張る前にしっかりチェックしておきたいですね。
断熱材に隙間は無いか?
壁や天井、床の断熱材が隙間無く丁寧に施工されている事を確認する。断熱材の種類によって工法が異なるが、結露を防ぐため外壁と断熱材との間に通気層を設けるのが一般的だ。
防水処理
雨水が外壁の内部などに入り込まないよう、防水処理がきちんとされているかをチェックします。サッシまわりやベランダなど、細かい部分から水が入って木材が腐るケースも少なくないから要注意です。
防水テープは貼られているか?
水切り材が使われているか?
サッシのまわりに防水テープと呼ばれる幅の広いテープが貼られているかどうかを確認。
バルコニーでは水切り材と呼ばれる金物が使われているかをチェック。住宅性能表示で劣化対策等級2以上とするには、土台と外壁の間にも水切り材を設けることが求められる。
その他
ボルトの締め具合をチェック
配線が乱雑でないか?
木材をつなぎ合わせるボルトがナットでしっかり締められているかどうかをチェック。ボルトのネジ山が3つ分、5mm〜6mm程度出ている状態が正しい締め方だ。この段階ではまだ仮止め状態の場合もあるが、締め忘れのないよう現場監督などに確認しておこう。
入居後のメンテナンスを考えると、電気の配線も整然とまとめられていなければ困る。乱雑なまま放置されている場合は改善してもらおう。
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