プロからのアドバイス
[その壱]
ガス、電気、水道の開閉連絡は早めにしないと、転居先ですぐ使えなかったり、料金トラブルが生じたりします。また、ガス器具には適・不適があるので、新居のガスの種類の確認も忘れずに行きましょう。
[その弐]
携帯電話などを利用している人が増えていますが、NTTには移転の連絡をしてもこれらの会社への連絡を忘れる人が多いそうです。トラブルの元になるので、要注意です。保険会社への連絡も忘れないようにしましょう。
1ケ月〜2週間前
[転校届け]
区市町村役場で必要書類を受け取り、小・中学校で在学証明書などを発行してもらいます。転入先で住民登録を済ませ、指定の学校で手続きをします。
[電話の移転]
NTTへの申し込みは、現在の電話局か116番へかけます。1ヶ月前から受け付けています。なお、局に頼めば、旧番号にかかると新番号を案内するテープを無料でセットしてもらえます。また、第二電電、日本テレコム、日本高速通信を利用している場合、それぞれへの連絡先は第二電電が0077-779、日本テレコムが0088-82、日本高速通信が0070-70です。携帯電話やPHS、自動車電話などは、対応が各社によって異なりますので、それぞれに問い合わせてください。
2週間〜1週間前
[転居届け]
区市町村役場で手続きをし、転出証明書を発行してもらいます。
[国民年金]
区市町村役場に住所変更届を提出します。転居後、新住所の役所に再び届を出しましょう。住所が変わっても手帳は変わりません。
[国民健康保険]
区市町村役場に保険証を返却します。2週間以内に新住所で新たに手続きすれば資格は継続します。
[福祉関係]
児童手当などの諸資格は区市町村役場に喪失届を出し、転居先で新たに申請しましょう。
[原付バイク]
排気量125cc未満の原動機付自転車は、区市町村役場に廃車届を出し、転居先で再登録をします。
[粗大ゴミの処分]
区市町村役場の指示に従いましょう。
1週間〜2、3日前
[住宅設備の開閉連絡]
電気、ガス、水道は担当営業所に連絡しましょう。同時に、転居先でもすぐ使えるように、引越し先の各会社に使用開始日を伝えておきましょう。
[印鑑登録]
区市町村役場に登録してある印鑑は、廃止届を出し、印鑑登録カードを返却します。同時に、印鑑証明をもらっておくと、転居先で登録する時、保証人がいらない場合があります。
[郵便局への連絡]
現在の受け持ち郵便局に転居届を出すと、1年間は新居に転送してもらえます。
[犬の鑑札]
95年度より制度が変わりましたので、廃犬届は出さず、新住所地の区市町村役場か保健所に『登録事項変更届』を提出するようにしましょう。
前日
[諸手続きの確認]
引越し当日に精算に来る電気、ガス、水道の営業所に間違いがないか確認しましょう。 |